2018.04.16
娘たちの大好きな人生ゲーム。
娘たちから言われました。
「お父さんは人生だいぶ来たから本当は人生ゲームしなくてもいいんだけどね」
人生の折り返し地点は過ぎたような気がしています。
すごろくのように人生が進んでいくのですが、必ず止まってしまうマスがあります。
「自分探しの旅に出る。職業カードを返してフリーターになる」
今回プレイした際は、医者の職業になって十分なお給料をもらって、ゲームとはいえ楽勝ムードでしたが、
必ずこのマスに止まって、無収入に逆戻りしてしまい、結局娘たちにも負けてしまいます。
でも、本当に今から自分探しの旅に出ることができるなら、一体何を見つけられるだろうとワクワクしますね。
いくつになっても知らないことを冒険する意欲は大切です。
2018.04.14
知り合いで豚を飼っている方がおられます。
立山の自然の中で豚を放牧させて、ノビノビと育った豚を手間暇かけて育てておられます。
経営者の思いが愛情を注ぎ、そのまま豚の味になって人の感動を生みます。
こども達が口に頬張った瞬間にソーセージからお汁がいっぱい出てきたと驚いていました。
美味しいソーセージは自然の肉汁が出るから油を足さなくてもいいんですね。
以下が代表のメッセージの一部抜粋です。感動ですね。
年間飼育頭数100頭未満、肥育期間は約2倍、希少価値だけで無く手間暇掛けて育てています。
自然のリズムに合わせてゆっくりとノビノビと育った豚は穏やかな表情で一生を過ごします。
経済動物として生まれた命である以上、いつかは肉となります。だからこそなおさらに、生きている時間くらいは好きなように、そして肉となってからは食べる方の記憶に残るくらいの素晴らしいモノになるように努めるのが生産者の定めであり彼らへの恩返し。
溶け出す脂の一滴まで美味しく食べていただければ幸いです。
2018.04.11
今日から水橋地区の門徒さんの勉強会が始まりました。
「連続研修会」と言う会で略して「連研」といいます。
これから1年半ほどの期間でさまざまな事を学び、話し合いの中で理解を深めていきます。
参加に積極的な方が大変多く、次回が楽しみです!
2018.04.08
こども達はなんでも使って遊びます。
紙の裏紙をテーブルに貼って点数の枠を作ります。
おはじきを色別に分けて、チーム分けをします。
おはじきをはじくスタートのラインを引いて各チーム順番におはじきで的を狙います。
相手のおはじきを的から弾き出したりして意地悪することも大事です。
いろんなことをゲームで覚えていきます。
与えられたゲームではなくこども自ら創作して遊び、学ぶ。
明日もやりたい!と大興奮でした。

2018.04.06
地域の小学校の入学式でした。
初々しい新入生たちの姿が印象的でした。
おめでとうございます!という校長先生や来賓の方の言葉にゆっくりとした口調で「ありがとうございます」と言う新入生のかわいらしいこと。
祝電披露の際の「おめでとうございます!」の言葉にも反応した子供達にはそこにいた大人のみんなが心温まり、にこやかになったことでしょう。
これからたくさんのことを覚えて成長していく、まさに真っさらな状態の子供達にパワーをもらいました。
2018.04.04
のどの診察とリハビリで通っている病院にて。
いまだ原因がはっきりせず大きな回復が見られないため、治療を変えましょうかという先生との話。
いろいろな可能性で手を尽くしてみようと思います。
ずいぶんと遠くへ行くことになりますが、出来ることはなんでもやってみよう。
下を向いてる場合じゃない。
前向いて頑張ろう!
カレーで元気出して富山に帰ります。
2018.04.03
毎年4月にある寺の役員会のご案内を郵送しました。
この間から、郵便の金額が変更になっていて、
ハガキが「52円」から「62円」になっています。
寺のハガキを見ると、52円のハガキばかり。。。
10円切手が足りるかどうかヒヤヒヤしながらなんとか発送できました。
もしも不足があったら、足りない分を付け足しましょう。
2018.04.02
娘たちが懐かしいオモチャで遊んでいたのでまぜてもらいました。
「バトルシップ」
対戦相手に自分の戦艦を置いた位置を見られないようにして、先に相手の船を撃沈させた方が勝ちというルール。
ルールは簡単ですが、これは相手がどんな性格でどこに船を配置させているかを読み合うゲームです。
相手の性格から、どこか端っこに船を集結させているか、それともバラバラに置いているかなどをイメージします。
要は腹の探り合いです。
結局、色々考えて端っこに船を散らした方ではなく、なーんにも考えずに適当に船を置いた方が勝ちました。
結果はやってみるまで誰にも分からない。
仏教以外で「宿命造」という言葉があるようです。物事は初めから運命で決められてるから私たちがどう頑張ってもこうなる定めだったんだという考え方です。
これは仏教の考え方とは全く違います。
仏教では、自分の側に様々な原因があって1つの結果が自分に起こります。
ですから、自分の今の行動が次の自分の結果に大きく影響するということです。
もちろん、外的要因も関係しますが、大切なのは「どうせ俺なんて、と自暴自棄で自堕落な生き方」は仏教の信者にはあり得ないということです。
昨日までのあなたの生き方が今日のあなたを作っていて、今日のあなたの行いによって明日のあなたは変わるから。

2018.04.01
4月1日は組会の日。
お坊さんの水橋グループの総会です。
門徒の代表者の方もまじえて事業計画や決算、予算の審議をいただくので、いつもよりも緊張感が増します。
SNSの話題もあり、取り扱いの難しいものではありますが便利なものでもあります。
たとえば、茶道の世界でも最近はSNSを積極的に取り入れて茶道文化の普及に活用されているとも聞きます。
なんでも手を出せばいいかというわけではありませんが、一番ダメなのは問題点があるのにその原因や打開策を考えないことです。
私たち宗教者にとって「現状維持」という考え方はもちろん大切とされるべきものですが、それは「見て見ぬ振りの放ったらかし」とは別です。
常に問題と向き合うこと。
たいせつなことです。
2018.03.31
用事で東京へ。
先日、照蓮寺で法事をおつとめされた東京のご門徒さんがおっしゃっておられました。
「もう高齢だから、これでもう水橋には来れないかもしれない。そういう思いでいつもお参りさせていただいております」
ふるさとを懐かしく思い、大切に思ってくださっているのがひしひしと伝わってきました。
そういう思いを持ってくださる方に、機会があれば私も顔を出さなきゃとご門徒さんの家を訪問しました。
事前にご連絡するとかえってご迷惑かと思い、突然の訪問だったのでお留守の家もありましたが、ご在宅の方は大変喜んでくださいました。
東京も広いもので、田舎者の私からすると、どの家もご近所なのかと思ってしまいますが、なかなか移動が大変でした。
浅草から杉並への移動が1時間近くかかり、京王線に乗って最寄り駅の高井戸駅に着いた時にはホッとしました。
駅から降りると神田川が流れていて、きれいな桜が咲いていました。
緩い上り坂を歩き、ご門徒さんのマンションへはじめての訪問。
1階の玄関で部屋番号を押して応答があったので、水橋から来たことを告げるとびっくりされていました。
家にあがってお仏壇にお参りし、いろいろと会話が弾みました。
95歳のおばあちゃんが語ってくださるふるさとへの思い、また自分が受け継いできた家の伝統の話など、普段なかなか言葉にすることができないことも次から次へと発せられ、それをふるさとの住職に聞いてもらえるというのがよほどうれしかったのだと思います。
私が帰る際に、マンションから一緒に出てきて、高井戸駅が見える最後の通りの角で私の姿が見えなくなるまでずっと立って見守ってくださいました。
次の用事には思いっきり遅刻しましたが、おかげで東京が思ったよりも広いということもよく勉強になりました。
こうやってお一人お一人との関係があって、お寺が何百年も支えられていくのだなーと感じました。