2017.11.04
境内に薄(ススキ)が生えています。
秋にはススキとお団子で空には満月というイメージがありますが、これは収穫への感謝という日本古来の習慣からきているようです。
寺の報恩講の頃には随分大きく成長しています。
来年のためにこの時期には刈って冬支度をします。
来年また綺麗なススキが見られますように。
2017.11.03
「菊」
ご門徒さんからのプレゼント。
いつもこの時期に自分で育てた「菊」をくださいます。
菊を育てるのはとても大変だと聞きます。
土や水やり、肥料の種類。
日光の当たるところに置いたり、鉢を移し替えたり。
与え過ぎてもダメだし、ほったらかしももちろんダメ。
手をかければかけるほど、菊にはその努力が伝わるんだそうです。
どこやらの誰やらと同じですね。
この間、料理をされるご門徒さんからおいしい料理の作り方を教えてもらいました。
「おいしくなあれ」と言いながら作ることだそうで、その時は真に受けませんでしたが、
菊を眺めていると、その言葉がまんざら嘘でもないように思えてきました。
2017.11.02
立山町に報恩講に行きました。
水橋は海が近いですが、ここらは山が近くに見えて川の水が綺麗です。
ご門徒さんから「ここらへんはこどもの数がが少なくなっている」と伺いましたが、それはどこも同じことで水橋もそうですね。
私のお里はどちらかというと山手の方なので、このような景色を見ると心が落ち着きます。
景色を見ると、自然とお里の家や家族や昔の生活を思い出します。
なんだかお里を思い返して少しリフレッシュできました。
2017.10.31
10月の勉強会。
今回は寺院の行事について。
この寺では行なっていない「入門式」について質問があり、大変活発に議論が交わされました。
結局この話題で勉強会は終了。
こんな脱線なら何度でもしたいと思えるほど、参加者の皆さんが自主的に議論されていました。
そんな議論は、その後の懇親の場でも続きます。
いろんな考え方ややり方があっていい。
そのなかで気づくこともたくさんあります。
今日もいい集まりでした。
2017.10.30
寺の法具に打敷(うちしき)というものがあります。
先の寺の報恩講でお飾りさせていただきました。
裏地を見てみると、ご門徒さんのお名前がたくさん記されています。
50年以上昔に作られたものですが、お直しをしながら大切に使わせていただいております。
家のお仏壇で報恩講をおつとめされる際にも、打敷をかけてお参りしましょう。

2017.10.29
寺の報恩講にお米のご懇志をいただきました。
昔は沢山の方々がお米を持って寺に来られたのですが、現代はお米で懇志を納められる方が随分と少なくなりました。
こうして自分のところの田んぼで取れたものをお供えすることには意味があると思います。
自然を相手にしている方がよくおっしゃいます。
「よくも悪くも自然が相手だから、どうにもならんこともあるって」
人間の力を超えるものを相手にしている方の考え方です。
そのような感覚は仏教に触れる上でとても大切なことだと思います。
2017.10.27
昨日と今日は照蓮寺の報恩講。
門徒の皆さんとお参りしてご法話をお聴聞しております。
台所の方々が早くからお手伝いくださったお膳を囲んで美味しくいただきます。
この行事が終わると、いよいよ今年も終わりだなーと思います。

2017.10.25
台風が日本列島に上陸。
富山もものすごい風でした。
本堂は雨水がサッシの隙間から入り込んだり、天井から雨漏りがあったり。
境内は葉っぱだらけ。
雨どいも葉っぱで詰まってしまいました。
屋根から雨どい、それから地べたと、葉っぱを集めて掃除しました。
掃いても掃いてもキリがないですね。


2017.10.23
選挙が終わりましたね。
今回も投票率はそんなに高くありませんでした。
理由はどうあれ、選挙に行かないのはやっぱりダメなことです。
自分一人行かなくても結果は同じと思っている人。
毎日忙しくて選挙なんて行ってる暇のないという人。
普段関心持ってないから、誰に投票したらいいかわからない人。
テレビに影響されて、政治家なんてロクなもんじゃないと思ってあきらめている人。
行かない人からよく聞くのが以上のような理由ですが、
もしかすると、それって行かない為の言い訳なのかもしれません。
自分の1票は投票する権利でありながら責任の重い1票だと思います。子供たちが住みやすい世の中にするのは小さな1票の選択から始まるのですから。
毎日忙しくて困っている人は、そんなに毎日無理しなくてもいい世の中になるようにやっぱり選挙に行くべきです。
選挙に関心のない人は、今の世の中の不平不満を言うことも同じようにやめられた方がいいのかもしれません。不平不満を言いたいのならば、ちゃんと選挙も行った方がいいと思います。
政治家は悪い人ばかりではないと思います。私の知っている政治家は、少なくとも私よりはいいことをたくさんされています。
自分以外のみんなのために、誰かのために力を使うことは素晴らしいことです。
勉強になることばかりです。
2017.10.21
寺の報恩講が近づいてきました。
婦人会のメンバーの皆さんとお掃除と準備をしました。
新しいメンバーも段々と増えて、段取りがどんどんよくなってきました。
私たちが一から十までお願いしなくても、みんなで考えていろんなところの準備をしてくれてありがたいです。
お掃除の後には、おやつを食べながらいろんな話をします。
仏事の時とは違い、肩肘張らない会話があって、そこにお寺にとっていろんなヒントがあったりします。