2017.02.23
明日は冬のみずはしこども食堂。
今日はいろいろ備品など細かいチェックや地域の挨拶まわりに奔走しました。
お手伝いボランティアの皆さんは30名ほど。
明日の天気は雨。
こどもたちの参加は100名近く。
久々に武者震いしています。
お米は七升炊き、豚汁は150人前。
小学校のこどもたちが田植えして、収穫したお米を食べてもらいます。
豚汁の野菜は農家の方々からいただいたものです。
おだしは地元水橋の味、かね七さんの自慢のだしを寄付いただきました。
その他多くの物心両方で地域の皆様の支えをいただいてここまできました。
地域のつながりが希薄になったと言い始めて長い年月がたちました。
隣の家の家族構成をご存知ですか。
近所の道で会った人に挨拶してますか。
周りの人たちはあなたのことを知ってますか。
あなたはみんなのことを知ってますか。知りたいと思っていますか。
そして、こどもたちにどんな大人になってほしいですか。
水橋のこども食堂は地域内の交流を生みます。
そしてお互いの壁が少しずつ消えていきます。
みんなが一個の家族のようになります。
まちで困ってる人がいたら助けたくなります。
家族同然だからです。
そんなまちになれば、毎日が幸せですね。
いよいよです!
明日も前を向いて歩こう!
2017.02.22
僧侶の研修。
僧侶として衣の着方は基本中の基本。
難しいことを学ぶ前にまずは正しい衣の着方とたたみ方。
これができなければ僧侶としてダメです。

実際に現在の正しい着方を学んでみると、意外と忘れてることが多いと気づきました。
また私が教えていただいた時代から変わっていたこともありました。
また一つひとつの由来も学べました。
知らないことがわかるようになるって素晴らしいことです。
今日も前を向いて歩こう!
2017.02.21
今回のこども食堂のメニューの一つは「ちらし寿司」
こどもたちの要望にお応えしました。
どんなちらし寿司にしようか、調理の皆さんと話し合いをしました。
いろんな変わったトッピングをしようかとも思いましたが、
やっぱり最終的に、一番ベーシックなちらし寿司でいこうと決まりました。
かんぴょう、きざみあげ、干し椎茸、人参、卵、きぬさや。。。
ちらし寿司の王道という材料を使います。
近頃はちらし寿司を家ですることも少なくなったかもしれない。
これがちらし寿司!というものをこどもたちに見てもらおう。
よいものには古いも新しいもなく、よいものはよい。
王道をそのままいこう!
当日が楽しみです!
2017.02.20
こども食堂の準備。
今回はメニューのなかに豚汁があります。
給食ボランティアの皆さんと食器にどれを使うか相談しました。
「やっぱりこれでしょ!」
見るからにプラスチック製のではなくて、ぱっと見漆調の汁椀を使うことにしました。
なぜそれに決まったかというと、
「日本人の食卓にはご飯には汁物が出る」
「お汁を飲むときは、こういう器で飲むんだと教えてあげたい」
水橋のこども食堂は、ご飯を食べるだけではない。
いろんなことを感じてもらえる機会になるように。
前を向いて歩こう!
2017.02.19
メタボリックシンドローム。
肥満をベースとして起こる高血圧、糖尿病、脂質代謝異常などの危険因子を持った状態のことをいいます。
私にはご縁のない話だと思っていましたが、ご案内が来ました。
「このたび、メタボリックシンドロームに着目した特定健康診査を受けられた結果、あなたは特定保健指導(積極的支援)の対象となりました。」
読んだ感じは軽度のご案内かとは思いますが、なにせメタボの入り口まで来ていますよ、というご案内でした。
体は生活の基本です。
はるか昔のお坊さんは大変厳しいルールの中で生活をしていました。
天台宗や禅宗が広まるもっと以前には、教えももちろんですが、
それよりも僧侶としての毎日の規則を守ることが重視されていました。
きっと昔のお坊さんはメタボな方はおられなかったのだろう。
気を引き締めて、身を引き締めて。
明日も前を向いて歩こう!
2017.02.18
湖池屋のポテトチップスを入手。
あまりに売れすぎて生産が追いつかないという理由で生産中止になった『魅惑の炙り和牛味』がたまたま残っていました。
このようなレアなものとは普段縁がなかったのでニュースになるようなものが手に入ることは珍しいです。
話は仏教になりますが、
お経の中では、渡ることが難しいものを打開するための方法を『難』とし、手がかりのない無を切り開く方法を『無碍の光』と表現されています。
難しいものには難を超えるものを、無理なものには無理を超えるものを私たちのためにわざわざ用意されています。
難しいことに可能性を、無理なことに希望を。
明日も前を向いて歩こう!
2017.02.17
1週間前に迫った「こども食堂」の打合せ会を開催しました。
様々な意見が飛び交い、中身のある会議になり、開催が待ち遠しくなりました。
今回は12の団体が協力団体として関わってくださいます。
まちづくり、福祉、PTA、児童館、民生委員さんなど
地域のこどもたちに関わる多くの団体に声がけさせていただき、快諾いただきました。
この事業はとてもシンプル。
御飯をみんなで一緒に食べる。
あとは毎回何を用意してもいいし、その都度こどもに決めさせてもいい。
だからこそ地域の誰もが協力できる可能性があります。
自分なんて何の助けもできない、なんて思うことはなくて。
誰もが何かの助けになれるから、みんなでまちを元気にしていける。
こどもたちはそんなまちの大人のエネルギーを感じて、
大人ってすごいんだとか
僕らもがんばらなきゃとか
こどもなりに元気を出すんだと思います。
あと1週間。
前を向いて歩こう!

2017.02.15
先日お邪魔したお宅に火鉢がありました。
中の炭火は見た目にあったかく、パチン、パチンという炭の音がなんとも雰囲気のいいものです。
他の暖房もついていましたが、火鉢があるとついつい近寄って両手を近づけてしまいます。
火というものの特徴は、主に暖かいことと明るいことです。
少し言い方を変えると、暖めることと明るくすることです。
暖めるとは、何かを暖めるわけで、その何かはもともと冷たいわけです。
明るくするとは、そこはもともと明るくなく、暗いわけです。
よく陥りがちなのが、僕らに足りないものをもらえたら僕らはもっと幸せになれるという考え方です。
今で言うところの、寒いから暖める。暗いから明るくして。という考え方です。
ですが、そのためには、寒い、暗い、と気づく必要があります。
私たちに置き換えると、日々の一つひとつの事柄がなぜ私に起こったかを
ちゃんと納得できているかということで、これは大変難しいことです。
気づきもしないところに一筋の救いがあったとき、
私たちは自分の置かれていた状態を見せつけられるのだと思います。
そうでなければ、喜びは半減です。
自分が必死になって手探りで頑張って、
どうにもならなくてお手上げで、
それでも諦めずもがき続けるところに、
救いはいよいよ暖かく、輝きを増すのだと思います。
2017.02.14
今日はバレンタインデー。
お坊さんといえど、人の子です。
いただきものは何であっても有難いものです。
『チョコあげても喜ばないかと思って...』
エビスの限定プレミアムビールをいただきました。
フレンチの巨匠ジョエル・ロブションも認めた味、華やぎの時間と余韻の時間。
あっという間に飲み干さないようにゆっくりと味わうことにします。
栓を開けるのが楽しみです。
2017.02.13
今日は魚津まで高齢者施設の訪問布教に行ってきました。
行きは猛吹雪でしたが、帰りには明るい日が射してとても気持ちいい天気でした。
海岸線をずっと走っていると海の向こう側に高岡、氷見、能登半島まで見えるのかわかりませんが綺麗に見えました。
富山湾は見る場所によって色々な姿を見せます。
さすがにこんなに寒い時には蜃気楼も見えるわけもありませんが、雲間から射す陽の光がとても美しく海を照らしていました。
いつも前途洋々。
そう思えば本当にそうなるかもしれません。