2016.12.04
小学校区の資源再利用回収。
昔は廃品回収と呼ばれていましたが、今は廃品がリサイクル♻️されるので「資源回収」といいます。
新聞紙・雑誌・段ボール・紙製容器包装を各ご家庭から回収して集積所へ運びました。
一見してゴミにしか見えないものも、一手間かけて形を変えると使えるものに変わります。
考えてみると、役割を終えたものが新しい価値を生み出すというのはとても不思議なことです。
仏教では、人間の役割を終えて命を終えられた方は、仏さんの命に生まれ新たな日々を送られるそうです。
役割を終えたものが新しいいのちを生きていく。とても不思議です。
明日も前を向いて歩こう!
2016.12.03
私は生まれながらの貧血です。
血気盛んなイメージを持たれている方も多数いらっしゃいますが、貧血です。
普段の食事などに気をつけながらなんとか毎日生活しています。
鉄分を多く含む食べ物の第1位は「ひじき」だそうです。
ですが、これは鉄の鍋で調理した場合で、最近のステンレス製の鍋では鉄分が1割程度に減少するようです。
不思議ですね。
第2位は「お煎茶の葉っぱ」だそうです。
ですが、これもそのまま葉っぱを食べた際の順位で、お茶にしてしまうとほとんど鉄分が抜けてしまうようです。
葉っぱを食べる習慣は富山にはなく、無理矢理にでも葉っぱを鉄分を補うほど食べることはかなり難しいと思います。
第3位は「レバー肉」です。やはりこれが王道のようです。
思えば鉄分やビタミンなどの成分は、私たちの目には見えないものです。
ですが、私たちの体に大きく影響することは皆さんご承知の通りです。
仏教では、意識しているかしていないかによって結果が左右されるということはありません。
教えをちゃんと理解したからとか、お参りに熱心だからとかで効果が変わることはありません。
これは母親の働きによく例えられます。
お母さんの愛に気づいている子供だけに愛が注がれているかといえばそうでなく、
お母さんから注がれている愛に気づかず育つ子供にも同じだけ愛情が届いています。
気づきに関係なく母親は子供を育てます。
いろんなものを口から摂取して自然と鉄分を吸収するように。
明日も前を向いて歩こう!
2016.12.02
風邪が流行っています。
昨日から家族が体調を崩したため、子どもの送り迎えや予防注射など家事のお手伝い。
帰りにスーパーに寄った際、懐かしいレトルトカレーが目に入りました。
今日は家族みんなでボンカレーにしました。
こどもの頃は親の帰りが遅い時よく食べたなーと思い返していました。
これもたまにはいいんですが、やっぱり手作りのあったかいご飯で食卓を囲むのが一番です。
来年早々に計画しているこども食堂でも、まちのこどもたちみんなにあったかいご飯を食べさせてあげたいなと改めて思いました。
次の事業の成功に向かって、前を向いて歩こう!
2016.12.01
いよいよ12月に入りました。
今年もあとわずかです。
師が走ると書いて「師走」です。
語源には諸説ございますが、「師」とはお坊さんを指すという説もあります。
お坊さんの忙しい時期と重なるからでしょうか。
お坊さんに限らず、世間は何かと気ぜわしい時期ですが、
私は「忙しい」という言葉はあまり好んで使わないように心がけています。
なんだか誰かから仕事を嫌々させられてるように感じて、
それでは充実して日々心豊かに生きているとは思えません。
どうせ同じ時間を過ごすのならば、
楽しいことも
ちょっと苦手なことも
できればやりたくないことも
自分らしく思いっきり正面突破することで
その人の人生は豊かになるのだと思います。
どうせやるなら、思いっ切り!
自分が納得いくまで駆け抜けましょう!
今年も除夜の鐘まであと1ヶ月。
今日も前を向いて歩こう!
2016.11.30
「チェキ」というカメラを娘のプレゼントに購入しました。
昔、流行ったポラロイドカメラみたいなものです。
本体よりもフィルムが高額に感じるのもポラロイドと変わりません。
カメラに小さな鏡のようなものが付いていて、自分を撮ることもできるそうです。
子供たちには、ファインダ越しにいろんなものを探してほしいと思います。
仏教では、自分の価値観やモノの見方がときに邪魔になるようです。
他の価値観やモノの見方を理解できないために、自分以外を否定してしまうからです。
子供たちは未熟なおかげで、まだ真っさらにモノを見ることができます。
子供たちが撮る、素直でまっすぐな写真を見られるのが楽しみです。
明日も前を向いて歩こう!
2016.11.28
第39回となる富山県こどもフェスティバルに娘の作品が展示されました。
書の部門での佳作。
すばらしい!

父親に似ず、力強くキレイな作品に大変嬉しい気持ちになりました。
雲は、私たちの目を曇らす存在として「お経」には出てきます。
ですが、娘の書いた「白いくも」は本当にきれいでした。
娘に元気をもらって、今日も前を向いて歩こう!
2016.11.27
茨城県より突然の訪問者がありました。
第二次大戦中、照蓮寺に学童疎開していたという方でした。

昭和19年、東京荏原区大間窪国民学校より93名の子どもたちがこちらに学童疎開していました。
その時小学5年生だった少年が、現在は82歳となられました。
本堂に入られて、いろいろな記憶が蘇ってきたようでした。
もののない時代に立山町までお米を調達に行って、白米を食べさせてもらったといいます。
「今生きているのはこの寺のおかげ」
感慨深く境内を歩き、思い出の松の下で記念撮影をしました。
「死ぬまでに一度ここに来たかった。僕にとっては聖地。これでいつ死んでもいい」
門から出て行かれる際に、何度も振り返って手を振ってくださいました。
大変幸せそうで、こちらも嬉しくなりました。
明日も前を向いて歩こう!
2016.11.26
今日は月に一度の照蓮寺勉強会です。
昨年の大法要でご協力いただいた方々のなか、有志で立ち上げた団体が照蓮寺勉強会です。
何を勉強するかは自由!
その後の懇親会では水橋の今後の夢を語る!
今夜も素晴らしい学びがありました。
寺の活性化はまちの活性化
まちの活性化があって寺の活性化
だからお寺はおもしろい!
明日も前を向いて歩こう!
2016.11.24
毎朝仏壇にお供えする御仏飯(おぶっぱん)
富山では「おぼくさん」と言われることが多いかと思います。
毎朝家族がご飯をいただく前に仏様にお供えします。
正午前になったら、おさがりとしていただいても結構です。
今日お邪魔したお宅では、写真のように御仏飯がお供えされていました。
米一合に麦半カップ、十六穀米を一袋。
奥さんご自身もこのブレンドが好きなんですが、亡くなった旦那さんがよく召し上がられたそうです。
一緒におられた頃を懐かしんでおられるのでしょう。
今も思われている旦那さんが羨ましいです。
朝一番にはお参りにいけないので、ご飯がかたくならないようにラップをお勧めしました。
仏事ではあれはだめ、これもだめ、ということは私は言いません。
その方が仏様に手をあわせていただけるなら、それがその方にとって最良の方法なんです。
明日も前を向いて歩こう!