2021.08.15
お盆です。
先祖の魂がこの世にやってくる、などのいろいろなエピソードは他の信仰のようですが。
仏教においてお盆の成り立ちは、目連尊者のお話によります。
お経のなかには、目犍連とも言われて、登場されるお釈迦様のお近くにおられたお弟子です。
多くのいのちを供養することで餓鬼道に落ちた母を救うというエピソードです。
ここで思い返したいのは、その発端の「母は今どうしているだろうか?という母を案ずる心」です。
まず、これが欠けていてはこのお話は成立しなかったわけです。
「母はいまどうしておられるだろうか?」と思う純粋な思慕の心がこのお盆の発端だろうと味わわせていただきます。
お盆をお迎えするこの頃、我が身を削って私を育ててくださった母を思う機会としたいと思います。
2021.07.19
御命日参りは御往生された日を機会にしていのちの尊さを思うお参りです。
ほとけさまになる訳ですから御命日というのは、その意味でとても意味のある日となるのです。
ですが、ご遺族からするとなかなか馴染めない御命日よりも、長くお祝いしてきたその方のお誕生日の方がより近くそのかたを感じられるのかもしれません。
父を思い、父のお誕生日にケーキをお供えして手を合わせてくださるかたがおられました。
大切なのは、そのかたを思い返して、自らが手を合わせる人になられるということ。
そのきっかけは必ず御命日というわけではなく、お誕生日であってもよいと思います。
きっとお父さんも手を合わすご家族のことを喜んでくださっておられるでしょう!
2021.07.04
門徒さんの家の前に咲いていたアジサイ。
私がよく見たことのある、メジャーなホンアジサイとは形が違って見えます。
ガクアジサイは大きな花の数が少なく小さな花が中心を彩る控えめな美しさがあります。
大きな花が周りにあることから額のようなガクアジサイと名前がついたようです。
花言葉は「謙虚」
花は小さくても、その謙虚な姿勢がまた美しさを引き立てているのだと思います。
2021.06.21
永代祠堂経(えいたいしどうきょう)の行事が勤まりました。
講師のお話の中で、「微塵」(みじん)という言葉の味わいがとても素敵だと感じました。
微塵は、最小にして最大である。
例年よりも縮小しての開催ではありましたが、こうして無事にお参りができて安堵しました。
2021.06.16
日曜日まで冬の衣を着用する機会があったので、今になって冬衣のクリーニングです。
ワンシーズンで襟や袖にも汗染みが付いてしまうので、しっかり洗濯してもらいます。
ご法事の分だけ衣は各所傷んできますが、少しでも長持ちできるように大切に着させていただいております。
また10月に袖を通すころにはコロナ禍も少し落ち着いていてほしいものです。
2021.05.28
今日、水橋地区の小中学校統合のための委員会が立ち上がりました。
5地区の自治振興会、7校の先生、PTA役員などがみんなで新しく建つ学校について熱く語り合い、前に進めます!
八尾と杉原中学校の統合の事例についても講演を受けて、これから始まる大きな仕事に力が入りました。
水橋にすっごい学校を‼︎
2021.05.12
ご門徒さんのお宅にお参りした時のこと。
旦那さんを亡くされて奥さまお一人でお住まいのお宅。
娘さん達がいつもお参りの日に一緒にお参りに来てくださいます。
仏間でお参りした後に、部屋の隅に新しいアイテムがあって気になったので聞いてみました。
「これ、アレクサっていうんですよ」
遠方におられるご家族からちょうどテレビ電話がかかったので、私も会話に交ぜてもらいました。
「お母さんとつながって、離れていても一緒にいるような感じです」
テレビ放送の話題でアレクサを通して、盛り上がったりされているそうです。
とかく便利なものがあると人は楽をしてしまいがちです。
ですが、このご家族は便利なものを使うことで、より深く家族の関わりをもっておられました。
これは本当に画期的です!
年配の方が使い方が分からなくても、離れていても様子がわかって、しかも隣にいるようにコミュニケーションがとれるって素晴らしい!
これは是非とも地域の困ってる人たちに伝えたい。
2021.05.08
恐るべし準1級。
2級と比べて、一気に難しくなりました。
見たこと、習ったことのある文字の読みも、当たり前に読んでは間違えてしまいます。
表外読みという、日常ではまず使わない、または知らない読み方を求められます。
いよいよ切羽詰まってきました。
高いハードルは成長の機会。
なんとか飛び越えたいと思います!