2017.10.21
寺の報恩講が近づいてきました。
婦人会のメンバーの皆さんとお掃除と準備をしました。
新しいメンバーも段々と増えて、段取りがどんどんよくなってきました。
私たちが一から十までお願いしなくても、みんなで考えていろんなところの準備をしてくれてありがたいです。
お掃除の後には、おやつを食べながらいろんな話をします。
仏事の時とは違い、肩肘張らない会話があって、そこにお寺にとっていろんなヒントがあったりします。
2017.09.24
照蓮寺仏教婦人会のお講。
普段は口に入らないお料理を囲んで楽しく食事しました。
ひとつひとつのお料理は前日から台所の担当の皆さんが手間暇かけて仕込んでくださったもの。
ありがたくいただきました。
2017.09.23
先日、照蓮寺の本堂でお葬式をするご縁がありました。
みなさんが祭壇と呼んでおられる葬祭業者の「荘厳壇」を用いず、
お寺の本堂のお飾りをそのまま荘厳壇に見立てて葬儀を行いました。
シンプルですが、お花、ロウソク、香炉、棺桶、これで十分です。
最近はお寺や自宅でお通夜や葬儀をすることがほとんど無くなりました。
亡くなるのは病院で、それが当たり前。
葬儀は葬祭業者のホールで、それが当たり前。
いつからそれが当たり前になったんでしょう。
私がこどもの頃は、まだ当たり前ではありませんでした。
2017.08.28
月例の勉強会。
お仏飯やお供えものについて勉強しました。
昔はお仏飯は家で一番えらいおじいちゃんが食べられるものだと教えられてきましたが、今は少し変わってきているようです。
ほとけ様にお供えしたご飯が大事なものだという思いがなくなってきているのでしょうか。
いつも勉強会では、私が作ったレジュメに沿ってお話していますが、
ご門徒さんからは思いもしない質問がとんできたりするのでこっちもやりがいがあります。
今回もお互いにいい勉強ができたと思っています。
盆明けから、サッカー大会の運営、地域の納涼祭、寺のこども会、まちのこども食堂と立て続けにイベント盛りだくさんでしたが、ご門徒さんの方々の支えもありようやく落ち着きそうです。
声がまだ満足に出ないのもあって、いろいろな方々にご迷惑をおかけしていますが、少しずつ快方に向かっているような気もします。
2017.08.27
「みずはしこども食堂」開催!
昨年の9月にはじめて開催してからもうすぐ1年が経ちます。
大きな怪我もなく、無事に開催することができて本当によかった。
4時のオープンを待たずにたくさんのこども達が照蓮寺に集まってきました。
4時からは全体遊びやクイズ大会。
汗だくになって遊びました。
自分たちでおにぎりをこさえて、いざ外へ。
焼き鳥やとうもろこし、フランクフルトをいっぱい頬張りました。
流しそうめんでさらにお腹パンパン。
たまにそうめんじゃないのも流れてきて、こども達は大興奮してました。
最後のトドメに「マシュマロ焼き」
まんぷくになったこども達はまた汗だくになって走り回っていました。
外が暗くなったら、花火で夏を体感。
お迎えが来て、帰るこども達もみんな笑顔で帰っていきました。
そのあとのスタッフの反省会も盛り上がり、今から次回が楽しみです。
「まちにこんな場所があるといいな」
そういう居場所にこの「こども食堂」がなれたらいいなと思っています。
こどものため。
そうやって地域の大人の方々が一緒に頑張ってくれます。
地域の集いの場ができていくって素晴らしい。
スタッフの方がおっしゃられました。
「こどもの声がうるさいって怒鳴る大人が多いけど、聞こえないのは寂しいもんだ。
こどもの喜ぶ声がたくさん聞こえるって幸せなことだ」
本当に幸せなご縁でした。
2017.08.25
明日は「みずはしこども食堂」
今回はBBQ!
バーベキューっていうと、ゆったりした時間の中で家族や友達が集まって楽しい場を過ごすようなイメージを勝手ながら持っています。
ご飯は食べ物を口に入れればそれでいいというわけではありません。
そこには楽しい会話もあったらいいし、新しい出会いもあったりするかもしれません。
栄養を摂るだけでなく、楽しい時間が食事の時間です。
そんな食事をこども達に味わってもらいたい。
そんな思いで今回のメニューを考えました。
晴れれば花火も。これもバーベキューの一部です。
まだまだ準備は残ってますが、明日がとっても楽しみです。
2017.08.18
来週月曜日のこども会のリハーサル。
雨の予報なので室内での遊びも想定していくつかレクリエーションをピックアップ。
こういうときは何がいいのかこども達に聞くのが1番。
楽しいものは楽しそうだし、つまらないもの難しいものにはハッキリと態度に表してくれます。
月曜日が楽しみです。
2017.08.15
お盆です。
たくさんの方が墓参りにお越しになっています。
いつもは寒々としている墓地がこの時期は綺麗な花で彩られています。
一方で毎年頭を悩ませているのが、「ゴミ」です。
ゴミ箱のないところに山のように捨てていかれるゴミをお盆の後で片付けるのは、本当に悲しくなります。
私がゴミ山を片付けている横からゴミをポイ捨てしていく心無い人もいます。
お盆の期間中は2箇所にダストボックスを置いているので、せめてそこにゴミを捨ててほしいのに。
そう思っていました。
そして、今年。
墓地の利用者の方でしょうか、いつもゴミ山になるところに「メッセージ」がかけてありました。
『ここはゴミ捨場ではありません。お互いに気持よく使用するためにマナーを守りましょう。各家のお墓の草やゴミは持って帰りましょう。毎年美しく掃除している婆さんより。』
書かれたのがどなたなのかはわかりませんが、おかげでこのお盆の間ひとつもゴミが捨てられていません。
こんなことは私がここに来てからはじめてのことです。
どなたか存じ上げませんが、素敵なメッセージを書いてくださり、本当にありがとうございます。
2017.08.05
開谷村。
富山県中新川郡上市町にある地域の名前です。
今は廃村となり、住んでおられる方はおられません。
以前住んでおられた方が、昔を懐かしんで小屋を整備したり、畑をしたりしておられます。
久しぶりに開谷の墓地にお参りにきました。
水橋よりも随分と涼しく、アブもたくさん飛んでいました。
山の斜面を奥へ歩いていくと、横一列になってお墓が並んでいるのが見えてきます。
昔の石屋さんはよくこんなところに墓を建てられたなと感心します。
およそ260年前、照蓮寺が水橋の大火で全焼しました。(1759年、宝暦9年12月14日のこと)
その際に、開谷村の門徒さん達が本堂の再建のためにと、この山の木を切って寺まで運び込んでくださったと聞かせていただいております。
今も本堂を支える柱には、開谷の方々をはじめ多くの門徒さんの思いが込められていることを山を眺めながら思い返していました。